保育紹介

この世界にあるすべての生命あるものは、神さまが“良いもの”としてお造りになりました。一人ひとりの体や心、異なる個性、さまざまな資質や能力、私たちを取り巻く自然や環境も。
生まれ育つ家庭や家族、そして共に生きるたくさんの人々の存在もまた、神さまが私たちに与えてくださった“良いもの”であると私たちは信じています。
このことを知り、受け止め信じることができたとき、子どもたちは安心してのびのびと自分らしさを発揮し、互いにかかわり合い、まわりに働きかけ、育ち合う人へと成長していきます。

好きなことを見つけ夢中になって遊び
友だちといっしょにすごす楽しさ
目の前の“壁”に立ちむかっていく勇気と、
それをのりこえた喜び

さまざまに動く自分の心に気づき、
また友だちの気持ちをも感じ取る力

これらは幼稚園の日常で、友だちと一緒に生活し何かに取り組むことを通して与えられてくるものです。
いろいろな出来事や問題が起こり、立ち止まって人の語る言葉に耳を傾け、どうしてなんだろう、どうすればよいのだろう、と共に考えます。
教師も同じ場にあって子ども一人ひとりを信じて励まし、気づきを促し、また勇気と自信を与えます。

イエスさまは言われました、「互いに愛し合いなさい」と。
時にそれは簡単ではありません。教師は、自分もまた神さまに造られ、主イエス・キリストを通して愛されていると信じ、祈りながら神さまの助けを受けて、子どもたちを愛して決してあきらめることなく関わり続けていきます。

このような丁寧な日常の積み重ねによって、子どもたちは大きく成長していくのです。